近視か遠視によってもレンズの種類は異なる

近視は凹レンズ・遠視は凸レンズ

近視は近くのものは見えやすいですが、遠くにあるものは見えにくいという症状です。遠くのものでも見やすくするためには「凹レンズ」を使用して視力矯正を行います。凹レンズは中央が薄く、周囲が厚めになっているもので、光を拡散させるのが役割です。ものをはっきりと見える人は網膜上に焦点があります。しかし、近視の場合、網膜より手前に焦点があるため、遠くのものが見えにくいのです。

そこで、凹レンズを使用することで目の焦点を網膜上に移動し、遠くのものでもはっきりと見えるようにします。遠視は近視とは逆で、網膜より遠い位置に焦点があるため、遠近どちらにあるものも見えにくい症状です。症状が軽い場合は、近くにあるものが見えやすい場合もあります。ただし、見えやすくするために常にピントの調節を行っている状態なので、目が疲れやすくなる場合も多いです。

レンズを選ぶときには厚みや鮮明度・軽さをチェック!

近視や遠視のレンズは「厚み」「見え方がどれくらい鮮明なのか」「レンズ自体の軽さ」を見てみましょう。一般的に、レンズの厚みは屈折率が大きければ大きいほど薄くなります。たとえば、近視用のプラスチック製レンズには7種類もあり、その中から視力に合ったものを選ぶのです。同じ視力でも素材が違えば、屈折率の種類も変わります。

同じく屈折率によって変わるものがレンズの軽さです。屈折率が高いほど重いレンズになってしまいます。ものをクリアに見るためには、「見え方の鮮明度」も大切です。これはアッベ数とも呼ばれており、大きい数字であるほど文字やものの見え方がにじんでいません。このようにレンズの選び方にはポイントがありますが、自分に合ったものを選ぶためにはレンズを扱う店舗で相談するのが良いでしょう。

近視や遠視、乱視など、視力は一人ひとり違っています。視力を矯正するための眼鏡は、きちんと視力を測定したうえで、自分の目に合ったレンズを選んで作ることが何より大切です。