度数とレンズの厚さは直結している

メガネの度数とレンズの厚み

メガネのレンズは近視の時は凹レンズ、遠視は凸レンズを使用しています。凹レンズは中心部が一番薄く周辺部が一番厚くなっていますが、レンズの度数によってそれぞれの厚みが異なります。プラスチックの屈折率1.5球面レンズは-1.00Dの時の中心の厚みは1.5mm、一番厚い部分は2.7mmとなります。-5.00Dの時の中心の厚みは1.1mm、一番厚い部分は6.5mmとカーブが深く、レンズの厚みが大きくなっています。メガネのレンズは度数の数値が大きくなるほどレンズが厚くなりますが、最近ではレンズの厚みを小さくする非球面レンズが多く用いられています。屈折率1.74の非球面レンズは、-1.00Dのレンズの一番厚い部分は2.4mm、-5.00Dは5.2mmともとの球面レンズより薄く加工することができます。

視力とレンズの度数は同じ?

遠視の場合に使用する凸レンズは+0.25Dから0.25刻みで数値がプラスに大きくなり、近視に使う凹レンズは-0.25Dから0.25刻みで数値がマイナスに大きくなっていきます。一般的には視力が悪ければ悪いほど、矯正するために必要なレンズの度数は大きくなっていきますが、同じ視力でも必要な度数やレンズの種類が異なります。視力検査で0.8となっても、その人によって使用するメガネレンズは遠視の+1.5Dや近視の-1.0Dになることもあるので、視力だけでは必要なレンズは分かりません。眼科やメガネ店ではまず機器で目の屈折度や角膜曲率半径測定などを検査し、近視や遠視、乱視の数値を確認した上で視力検査票を使って実際にレンズを使用してひとり一人に合わせた矯正を行っていきます。